一風変わったルール説明3|囲碁入門

囲碁

前回の記事です!

一風変わったルール説明2|囲碁入門

2019年2月10日

 

ここまで皆さんは囲碁について下のことを知ることができました。

  • チュートリアルと石を取る条件
  • もう1つの石を取る条件

 

今回の記事で囲碁入門は最後です。

最後に特殊ルール「コウ」と終局方法、勝敗の判定について説明します。

 

目次です!

 

特殊ルール「コウ」

ゲーム中、次のような形になったときには、特殊ルールが発生します。

 

▲上の図の白■にご注目。

白番です。黒■があと1手で取れますね。

試しに取ってみましょう。

 

▲白1子を取った後です。

そうすると、今度は白■があと1手で取られてしまいます。

しかも次は白番です。白は黒石を取れますね!試しに取ってみましょう。

 

▲取れた!……でも、アレ?

そうすると…2つ前の図に戻ったことにお気づきでしょうか?

黒も白もお互いに譲らなければ、未来永劫ゲームが終わりません

この状態を「コウ」と呼びます。

 

コウのルール

そこで特殊ルールの出番です。

着手後、白の手番となったときに、黒は2手前の形と同じにしてはいけません

 

▲初めの図、白番です。白は黒■を取れます。

 

▲続いて黒番です。白■を取れません。   

この例ですと、黒番の人が白■を取って白番の人に順番を回したとき、2手前と同じ盤面になります。

そうすると黒側の反則です。

反則を避けるために黒番の人は、白■を取りに行かないで他を着手します。

 

この手に対し白が対応すれば、黒は白■を取ることができます。

 

黒1に対し、白2と対応すれば黒3が可能です。

 

ただし、あくまで取るという選択肢が増えただけであり、必ずしも取る必要はないことに注意です。

 

盤端のコウ

コウは盤端でも起こりますので、次の図で例示します。

 

▲左上、■点と黒1とを巡るコウです。

 

▲白1と取った後、黒は白1を取れず他の打ちたいところを探します。

 

ポイント

  • 「コウ」の形が生まれたとき、着手後の盤面が2手前と同じになってはいけない

 

終局の方法と勝敗判定

ゲームが終わることを囲碁用語で「終局」と呼びます。

終局の条件は、お互いパス(着手を放棄し相手に手番を回すこと)をしたときです。

具体例を見ていきましょう。

 

具体例

次のような盤面になりました。

次は黒番です。例えば、ここで黒番の人がパスをしたとしましょう。

パスをして黒番の人は白番の人に「打っていいよ」と伝えました。

さて、白番の人もパスをすれば終局となります。

いまの形勢はどうでしょうか。

 

▲勝敗は「石の数」で決まります

黒石が24子、白石が24子です。

このままでは引き分けですね。

そこで白番の人は勝利のために続けて打つことにしました。

 

ここで黒番の人は気が付きます。

このままでは1子差で負けてしまう」と。

そこで黒番の人もパスをしないで続けることにしました。

 

打つときに気をつけること

次は60手目、白番です。

 

ここで注意点があります。

もし「石の数が多いほうが勝ち」だからといって、下の図のように打つとどうなるでしょうか。

 

▲違和感・・・?

左上の白石は前回の記事でお伝えした二眼の条件を満たしていないのです!

そのため、次に黒からこんな風に打たれる可能性が高い。

 

▲ぎゃああああ・・・

左上の白石が消し飛びました。

そのため、石数の多いほうが勝ちといっても二眼まで無くしてはいけないのです。

 

▲左上の白はここでストップ

ですから白番の人はこの後、右下へ目を向けます。

 

▲左上は打つと損するので白は右下へ

黒番の人も油断すると谷底へ滑落します。

例えば、黒65でウッカリ次のように打つと・・・

 

▲どうなるでしょうか

▲あああぁぁぁぁ・・・

黒石が無くなりました。

お互いに石を取られないように置いていくのがポイントです。

 

二眼の石だけになればパスの目安

お互い注意して着手し、次のような盤面になりました。

 

次は白番です。

白の石たちは二眼ができているため、さらに白石を埋めることはできません

また黒の石たちも二眼ができていますから、黒の石の空間内へ石を埋めることもできません

そのため、白はここでパスを選択します。

 

▲白は着手できないと判断しパス

黒も同じ理由でパスをします。

 

▲黒もパスしました

黒番の人も白番の人もパスをしました。

これでゲームが終わり勝敗判定を行います。

この状態を「終局」と呼びます。

 

勝敗判定

盤上に残っている石の数の多いほうが勝ちでした。

数えてみましょう。

 

黒石が40子、白石が35子です。

そのため、黒の勝ちということが分かりました。

 

ポイント

  • お互いがパスをすると終局となる
  • 盤上に石の多い方が勝者

 

まとめ

このルールとゲームの流れを理解していただければ、囲碁というゲームで遊ぶことができます。

初めて遊ぶときはルール理解や終局に戸惑うかもしれませんが、慣れればサクサクと遊べるでしょう。

この記事を読んで興味を持っていただき、遊んでいただければ幸いです。

入門記事は以上です。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!